グローバリゼーション
ここ10-15年くらい金融の世界でグローバルスタンダードなるものが押し寄せた。それは世界標準とは名ばかりでアメリカの基準やルールを諸外国に押し
付けるもので、アジアは日本も含めて90年代にこっ酷くやられてしまった。
「そういうものは日本の国柄を破壊するもので、今こそ攘夷の心構えが必要なのだ」
小林よしのり氏は最近の著作「平成攘夷論」では、そんなことを言っている。で、長州藩や薩摩藩にいた明治維新の英雄たちは最初は欧米への攘夷を行ってきたが惨敗。それで革命を起こして欧米に伍する国家を作り上げる方向へ方針転換。攘夷の心を忘れず「武備恭順」、つまり欧米
帝国主義国家相手に表面的には恭順の意を示しつつ武力を蓄えていったんだそうな。
それが「小攘夷」から「大攘夷」への転換だったんだそうな。
言いたいことは分かるし一面そのとおりという部分もあるんだけど、要するに19世紀のグローバリゼーションというのは帝国主義のことで、それに適応したのが明治日本だったという雪舟先生の意見のほうが頷けてしまうな。
だからね。
格差はやだ、とか国内産業を保護しろ、とか公共投資を、とか郵政民営化はハゲタカへの売国だ、とかいまこそケインズ政策を、とか、右翼 国家社会主義の国士様方に多いそういうアンチグローバリズムの主張を聞くと、なんだか小攘夷派の主張に聞こえてしまうんだな、これが。
ホント、右翼の連中って天皇の好きな左翼だよな。21世紀のグローバリゼーションにもちゃんと対応しなければいけないのではないのかしらん?
小林氏も含めて言いたいんだけど、大攘夷へ移行しませんか?本当に明治維新の英雄たちを称えるのならね。
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