実はどっちもどっちなんだけど
前回は「左巻きの人は価値観で論を立てるから」、みたいなレッテル貼り。それでは一方的でフェアではないので、ネット右翼と呼ばれる人々はどうなのか、考えてみよう。
ネット右翼がファナティックだとよく言われる。特に売国系マスコミ(朝日のことね)やブロガーへの攻撃性たるや凄まじいものがある。なんて、人のことは言えないけど、てへ(笑)自分の祖国である日本を貶めるのは許せないという感情がそうさせるのだろう。終身雇用が崩れ地域共同体は崩壊し価値という価値が相対化される中で生きる不安は増大し、しかも能力がある若者が就職できずに暇を持て余してネットにはまる。そんな彼らは日本という国家にアイデンティファイし売国系への憎悪に燃える。それは彼らの社会に対する不安のネガであるのだ。なんてね。こういう言い草が割と左巻きのちょいとインテリ系に多いですね。ま、それですべてが説明されるわけではないけど、部分的には当たってなくもないんじゃないかな。もっとも、この言説はそのまま左巻きの人に逆照射される。祖国を批判し貶め、自己防衛すら否定する左巻きの人々は社会の強度に依存し、現在の平和状態を当然のものと疑わず、それを維持することの大事さに思い至らない。それは賃上げ要求のために何ヶ月もストをしたら会社が潰れて、はじめて自分のしたことに気がつく労働組合の左巻き君を想像してもらいたい。(実は労働組合に関して最近僕は高く評価してもっとポジティブな感想を持っている。組合によっては日本社会におけるリベラルの理想的な在り方の縮図を見ることできるのだが、それは後日に)。
ずいぶんえらそうで恐縮だが、こういう俯瞰した視点がネットで熱くなる人には必要ではないかと、自分への戒めも含めて思うわけなのですよ。
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