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2007.02.15

調査捕鯨から脱却せよ

 国際捕鯨委員会(IWC)を今年も開催中だそうな。前回の委員会ではついに日本の主張に対する賛同が過半数を占めて、調査捕鯨も大幅に拡大した。今回も水産庁には頑張っていただきたい。
 フジテレビの報道番組「ニュースJAPAN」を見ると「捕鯨管理は科学的には結論が出ている」のだそうだ。つまり、捕鯨もちゃんと管理していけば問題ないと。むしろ積極的に頭数管理をしなければ鯨に小魚系を根こそぎ食べられてしまって日本の漁業に悪影響が出る、というか実際に出ているほど。なのになんで賛成反対で票が割れるのか理解に苦しむなぁ。 なーんて本当は「分かる」けどね。日本が鯨食文化を復活させて牛食が減ると困る国も多いからね。

米環境団体の船また騒動 日本の捕鯨調査船に衝突

 ニュージーランド南方の南極海で12日、調査捕鯨を行っている日本鯨類研究所の目視専門船、海幸丸(860.25トン)と米環境保護団体 「シー・シェパード」の船が衝突、双方の船の一部が損傷した。けが人はなかった。日本の水産庁は、同団体の船が海幸丸の航行を妨害し、ぶつかってきたとし ている。
 シー・シェパードは9日にも、調査母船の日新丸(8030トン)に接近、化学物質入りの瓶を投げ付けるなどし、日新丸の乗組員2人が軽傷を負っている。

 被害にあった調査捕鯨の方々には申し訳ない話だが、こういうテロ行為をするようだと鯨保護の主張自体が弱められるので鯨保護運動側の自爆と言える。日本のグリーンピースはだいぶ姿勢が柔軟に成ってきて今回の暴力沙汰も非難して一線を画しているようだが。
 グリンピースの場合、鯨が絶滅種であるから保護しなければならないという主張のようだ。しかし彼らのサイトを見てもそれが事実であるのかどうか 科学的に検証した跡がない。日本の水産庁はしっかりデータを出してミンク鯨などはむしろ数が増えすぎて生態系を逆に乱すほどになっていることを正確なデー タを下に提示しIWC国際会議でも過半数の賛同を取り付けている。その姿勢には雲泥の差がある。グリーンピースのサイトを見ると「クジラLOVE」だからね。脱力した。データなんかもういい。もう理屈じゃないということ?愛があるから?
 グリンピースは最近では彼らは日本人はそもそも鯨を知らないし求めてもいない国民の7割が捕鯨には反対しているという主張を展開している。だからこ そ、このサイトでは、もう何度も何度も言うが、そのようなデマゴーグに負けないためにも日本人は鯨をもっと食すべきなのだ。日本の大事な食文化を守るためにも。また、日本の食料自給 率を高めて安全保障を担保し外国から食糧封鎖されて干上がる危険性を減らすためにも。威勢良く憂国を語る前に身銭を切ろう、鯨を食べに行こう。

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» ●日本の常識は地球の非常識 [イルカからのメッセージ]
今年2月。南極海で日本の捕鯨調査船 日新丸は火災を起こした。しかし、報道されなかった(隠された)問題がある。火災を起こした際のオイル漏れから回りの... [続きを読む]

受信: 2007.04.06 09:33

コメント

 海を汚染する恐れがあるのに化学物質入りのビンを投げつけるって、明らかに狂ってますね。何処が「環境保護団体」なのか、とw。
 こういう立派なテロリストは即砲撃して船ごと沈めるべきです。もしくは実在するならゴルゴ13に(以下略)。

投稿 KY | 2007.02.28 23:28

 KYさん、コメントありがとうございます。超遅レスすいません。
 テロリストのせいで4月まで予定されていた調査捕鯨が中止になってしまいました。許しがたいですね。火災の因果関係を突き止めて外交的圧力で逮捕監禁に持っていくべきですね。


投稿 Tatsu | 2007.03.06 21:32

>日本の水産庁はしっかりデータを出してミンク鯨などはむしろ数が増えすぎて生態系を逆に乱すほどになっていることを正確なデータを下に提示しIWC国際会議でも過半数の賛同を取り付けている。その姿勢には雲泥の差がある

それは違うでしょう。
十数年間の調査捕鯨の結果では、ミンク鯨は1970年頃から増えていないと言う事です。

又、南極では数千万トン相当の大型鯨が20世紀の狂気の捕鯨で消失したので、小さなミンク鯨が多少残っていようと、がらがらに空いていることには変わりが無く生態系の撹乱などとは言えないでしょう。

投稿 げんた | 2007.04.04 15:40

>もう何度も何度も言うが、そのようなデマゴーグに負けないためにも日本人は鯨をもっと食すべきなのだ。日本の大事な食文化を守るためにも。また、日本の食料自給率を高めて安全保障を担保し外国から食糧封鎖されて干上がる危険性を減らすためにも。威勢良く憂国を語る前に身銭を切ろう、鯨を食べに行こう。

捕鯨推進の連中は南極ミンク鯨が76万頭生息しているという前提で、新方式で計算すると2000頭は毎年捕獲可能だと喧伝していました。
そうだとすれば、調査捕鯨でもう1000頭は殺しているので、これ以上殺したくても後たった1000頭しか殺せない勘定になります。

ところが生息数76万頭という数字には大きな疑問があり、IWCはそれを撤回してしまいました。
科学委員会では結論が出ていませんが、30万頭台の線が取り沙汰されています。 この場合は生憎ながらもう殺す鯨が居ない事になります。

次に自給率の問題です。 日本の食肉需要は極めて大きく、牛、豚、鶏肉合わせると毎年500万トン以上もの量が消費されていますが、仮にミンク鯨2000頭を捕獲しても、それにより生産される鯨肉は8000トンしかありません。 統計誤差程度の数量です。 これで如何して自給率向上に資することが出来るのでしょうか?
そんな事より何千万トンも廃棄している生ゴミ問題にでも取り組んだ方が近道でしょう。

投稿 げんた | 2007.04.05 04:14

>むしろ積極的に頭数管理をしなければ鯨に小魚系を根こそぎ食べられてしまって日本の漁業に悪影響が出る、というか実際に出ているほど

クジラ食害説は国際的に支持を受けていません。 これに反対する多くの論文が発表されています。 そもそもこの説は、日本人の前にはキャッチフレーズだけが示されていますが、その根拠は少なくともwebで公開されていません。 
百歩譲って日本近海でクジラと漁業の競合があるとしても、何でオキアミしか食べない南極ミンククジラを殺して問題が解決するのでしょうか。

投稿 げんた | 2007.04.05 12:16

貴稿で問題にしておられるシーシェパードはは多くの捕鯨船を撃沈したと言っていますが、有名なシエラ号事件は次の様なものです。

「多分捕鯨での最も酷い犯罪は日本の大洋漁業(株)によるものだ。 同社は1968年にノルウェイの捕鯨資本と合弁で海賊捕鯨に手を出した。 以前のオランダのキャッチャーボートであるAM No4は改造され冷凍室とスリップウェイが付け加えられ母船/キャッチャー兼用船に仕立てられた。

シエラと改名されたこの海賊捕鯨船は、バハマやソマリアやキプロスの便宜的な旗を掲げて南北大西洋をうろつきまわった。 この船はIWCの規制外で多数のクジラを殺したが、その多くは捕鯨禁止となっていたシロナガスやザトウやセミクジラであった。 肉と油は大西洋の幾つかの港から大洋漁業の冷凍船で日本に送られた。

シエラの凶暴な行いは1979年にシーシェパードの行動によって漸く制止された。 このときシーシェパードはポルトガルのオポルト港外でこの船に突っかけたのだ。 この7ヵ月後シエラは何者かが仕掛けたリンペット爆雷によって不思議な沈没を遂げた。」

日本捕鯨も清純な乙女なんかで無く脱法行為はお手のアバズレだったわけです。
この頃からシーシェパードは日本の捕鯨が我慢できないのですね。

投稿 げんた | 2007.04.05 12:26

日本の酷い行為については、前稿のソースは次の様なエピソードも紹介しています。 IWCの割り当てを逃れる為、IWC非加盟国を利用したと言うわけです。
これも、多分条約のうえから見れば合法でその意味では調査捕鯨と同じようなものでしょう。


「1951年から1964年迄、 日本の大捕鯨会社(日水、大洋、極洋)の利益を代弁するIWCの日本代表は、シロナガス鯨とザトウ鯨の破壊を防止しようとするIWCの企図を悉く阻んだ。 近代的な捕鯨産業を創設し、南極での捕鯨を主導したノルウェイすら日本の頑固さと強欲にはあっけにとられたものだ。

日本はIWCのシロナガスクジラ捕獲禁止案に合意したのは、彼等が展開した7船団の100隻のキャッチャーボートがたった1頭のシロナガスも発見できなかった1964年に至ってからである。 しかし(日本の)捕鯨業者たちはこの最大の動物が南部チリーの奥深い峡谷(fjord)に生き残っているのを知っていた。 

だから、日本政府と捕鯨業者が恭しくシロナガス禁止の遵守を誓っている一方で、政府はずる賢くも業者達にチリーに陸上基地を設置する許可を与えた。 チリーはIWCのメンバーではなかったのだ。 1964年から1968年までの4年間に、日本の捕鯨業者はチリーの海域で690頭のシロナガスを殺した。彼等はしばしば母子連れの鯨を峡谷の最も深部まで追い詰めたので、静謐な海水はその血液で赤く染まった。

日本の強欲な捕鯨業者がチリーで狙った絶滅危惧種はそれだけではない。他にも(捕鯨禁止の)13頭のザトウ、3頭のセミも殺した。 そのほかにも1600頭のナガスとイワシ、1500頭のマッコウを殺した。 総ての肉と油は日本に送られたが、政府は頬かむりしていた。」

投稿 げんた | 2007.04.05 12:28

ところで、ここで名前が出て来る日本の捕鯨大手三社は既に捕鯨から手を引いています。

これら大手は水産加工などで世界的に事業を展開しているのですが、これらの海外子会社に対して捕鯨に関与しているとして広範なボイコットが展開されました。 これに耐えかねこれらの会社は、昨年、日進丸などを所有し調査捕鯨活動を受託する共同船舶の株式を放棄し、鯨肉加工販売等からも手を引きました。

好まれぬ活動を行ないながら、それらの国のマーケットで利益を挙げようとする勝手な考え方が通用しない事がこれで立証されたのです。

そして日本の捕鯨推進は民間セクターを欠くいびつな物となったのです。 

投稿 げんた | 2007.04.05 12:37

げんたさん、詳細なコメントありがとうございます。私のほうでもいろいろ調べてみようと思います。引用されている文献はどこのソースか教えていただければ幸いです。

投稿 Tatsu | 2007.04.06 17:41

シエラ号事件とチリーでの捕鯨脱法行為については次の資料に依っています。

http://www.earthisland.org/IMMP/ECO2006/issue1.html

統計的な裏づけを求めるには次の資料が便利です。

http://luna.pos.to/whale/sta.html

投稿 | 2007.04.11 14:12

ミンクは1970後半の推定資源量は76万 
そして最近のデータによると30~40あたりで非常にゆるやかな下降をみせています

で、、この30~40万という数字 
IWCの設定したミンクの初期資源量(これが正しいと仮定すると)とくらべると3~4倍なんですよw

たしかにミンクの場合30~40万という数字に従い計算すると年間1000頭かそれ以下くらいしかとれないと思います(あくまで予測ですけど あと76万を根拠とした2000という数字 これはマキシマムキャパシティじゃなくて、最高に譲歩した数字が2000です 実際もっといけます)
まあRMPやその他方式に従い、年間1000でもそれ以下でもコントロールして打ち殺していけばいいんじゃないかなと個人的には思います(捕鯨をやめるときは消費者やそれに関わる業者が決めればいいでしょう) というかあえて反対の理由が見つかりません

あと1970後半からミンクが減った(現在はゆるやかに下降か安定)一方で大型ヒゲクジラが増えているので
将来、ミンクのときのように十分調査をした上で捕鯨可能だと分かれば、大型ヒゲクジラの猟も再開されるでしょうね たぶん

あと漁業被害についてですが北半球のほうは深刻みたいですね ニシンやタラその他重要な魚類、、。 ノルウェーが必死な理由が伺えます。

捕鯨反対の人に
現在30~40万の資源量を誇り致死率子供の時でさえ最高10% 年に一回子供を生み妊娠率は90パー コア系統郡が存在し
性的成熟まで最高10年 ついでに遺伝子バリエーションも正常のミンククジラに対する近年まれに見る拘束性をもつRMPやその他管理方式によるコントロールされた捕鯨に反対する科学的理由を聞きたいですね

投稿 maxilliped | 2007.05.17 16:25

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