手嶋龍一氏の講演会
手嶋龍一氏の講演会に行ってきた。
ご存じない方のために、簡単に説明すると、手嶋龍一氏とは元NHKワシントン支局長で現在は作家・外交評論家。北朝鮮の偽札を追う英国情報機関のインテリジェンス・オフィサーを主人公にした小説「ウルトラダラー」が2006年ベストセラーに。最近では元・外務省国際情報局主任分析官である佐藤優氏とともにインテリジェンスの世界では第一人者と目されており、佐藤氏との対談本「インテリジェンスー武器なき戦争」もベストセラーに。
そんな手嶋氏の講演会。木曜日・平日の午後1:30という日時の悪さでは人は集まらないかと思いきや日経新聞のホールはほぼ満員。社団法人・日本不動産鑑定協会とかいう団体が企
画した講演会で日経新聞がバックアップ。なんでそんな団体が手嶋氏なのかは分からないのだけど(笑)演題が「真のインテリジェンス戦略とは何か-東アジア
外交を考える-」だからね。不動産まるで関係ないし。不動産鑑定とは表の顔で実は日本の情報機関のひとつなのか!?まさかね(笑)
ま、設定された日時がよくないにもかかわらず会場が埋まったのもその筋からの動員があったこともあるのだろう。会場でいびきが聞こえたりしたから(氏ね)。僕の場合は手嶋氏のオフィシャルサイトでスティーブン通信という会員制サイトに登録していたから案内が来たので応募。無料だったし。迷わず午後半休をとって勤務先の田舎から電車で東京中心部へ。
内容はというと
・佐藤氏との対談のプチ裏話
・ウルトラダラーは事実かフィクションかという大きな波紋を呼んだけど、その問いには無反応がインテリジェンスの世界でのルールだから俺も黙るよと暗に事実ベースのインテリジェンスありありでっせと仄めかす。
・北朝鮮が偽札なんて作れないよといったフランスの保守系新聞の記事がウルトラダラーにけちをつけたけど彼らの言っていること無理筋、という批判。北のディスインフォメーション(情報錯乱)だとほのめかす。
肝心の東アジア外交に関しては、
・アメリカはイラク政策で失敗して威信が急落。
・早くアメリカをイラクから足抜けさせて東アジアに目を向けさせるべし
というもの。
うーん、佐藤優氏のこととかウルトラダラーの話とか、小ネタはいろいろ面白いものもあったけど、手嶋氏の著作をすべて読み、雑誌「ファクタ」の連載までフォローしている僕には、ほとんどのネタが既知なので退屈。
肝心の東アジア外交に関しては、ちょっとそれだけかい!って突っ込みたくなるような内容。やはり無料で招待される講演会では素敵なインテリジェンスは明かされないのか?あるいは俺がボンクラだから、手嶋氏が仄めかした貴重なインテリジェンスを聞き逃してしまったか?
手嶋さん、アメリカはイランとの戦争に備えているから、中東からアメリカを足抜けさせようってのは、ちょっと無理筋じゃないかしらん?イラクは 大変だけど、イラク統治が大変だから北との二正面を避けようとするんじゃなくてイランとの戦争になると本当に二正面だから北と融和して時間稼ぎがしたいと 思うんだけど。で、ちょこまかと小競り合いでムードを高めといて軍産複合体がボーナスを欲しがる2013年あたりで一気にイランを押し倒しにかかると思うな。その ころ共和党が政権を取れていればだけど。
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コメント
文中にフランスの新聞と書きましたが、ドイツの間違いです。新聞の名称は「フランクフルター・アルゲマイネ」。
誰かに指摘される前に訂正を入れられてよかった。
投稿 Tatsu | 2007.04.09 04:03
ktizrgxnb nymewt ibovz atjknhc semqchf oxcqz unbtfg
投稿 fgvmups fwxotk | 2007.08.24 17:25