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2007.08.20

参議院選挙ふりかえり1 危機管理

【正論】初代内閣安全保障室長・佐々淳行 自民大敗は「危機管理」の大失敗
 諸葛孔明は、街亭の戦いで判断ミスから魏軍に大敗したとき、股肱(ここう)の臣、馬謖(ばしょく)を軍法に照らして涙をのんで斬った。小泉前総理は、田 中真紀子外相を斬り、郵政改革反対派を除名し、刺客を放つという非情な危機管理能力を発揮した。小沢一郎民主党代表は「野党で過半数とれねば政界引退」と まさにバーニング・ブリッジス(背水の陣)で臨んだ。しかるに安倍総理は女性スキャンダルの本間正明税調会長をふくめると7人の閣僚級を庇って優しすぎさ を見せてしまった。(中略) 9月といわず早々に「製造責任」をとって“不良品回収”の内閣改造を断行すべきだ。(中略) 本当に必要なのは、上下直列の指揮情報系統の早期整備、すなわち総理直属の危機管理・意思決定機構国家安全保障会議(NSC)と内閣情報局 (JCIA)の実現であり、内閣法改正による総理非常大権、官房長官の積極調整権の確立という、すでに着手している内閣機能強化策の推進だろう。

 佐々さん、いいこというなぁ。
 先の参議院選挙に関して
 「はじめから参議院選挙に負けて抵抗勢力の力を根こそぎにする計画だった。だから自民党広報は今回不思議なくらいなにもしなかった」
 という奇妙 な陰謀論が生まれるくらい、今回の選挙は自民党広報が駄目駄目だった。世耕氏が自身の選挙に忙しくて広報活動に回れなかったことや自分のノウハウを十分に引き継いだバック アップを育ててこなかったことが敗因の一つだろう。こういうのも危機管理の一つだと思う。

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